動画マーケティングの重要度が増しています。
アニメーション制作会社Wyzowlの調査によると、63%のビジネスが動画マーケティングを導入し始めているとのことです。
更には、その82%が動画マーケティングが経営戦略において非常に重要であると評価しています。
動画マーケティングに対する関心は我々が考えている以上に高まり、急速に普及していくでしょう。
間違いなく動画を使ったマーケティングは ビジネスの成長を促す最新の手段です。
しかし そんな最新の手法に一歩踏み出せない気持ちもわかります。
”私のビジネスに動画マーケティングは適しているのか…”
”動画つくる予算や時間といったリソースは十分に回収できるだろうか…”
そんな不安に対する私たちの答えは”YES”です。
動画マーケティングの導入をするべき8つの理由を記事にしました。
1.動画でコンバージョンが80%上がる
単純明快に、動画は販売・集客等のコンバージョン率を大きく増加させます。
LP(ランディングページ)に商品の動画を追加するだけで80%コンバージョンが増えたというデータもあります。
ある調査によると、商品についての説明ビデオを見た後の74%の人がその商品を購入したとの結果もあります。
情報の90%は視覚からとよく言われます。写真や画像が印象に大きな影響を及ぼすことは皆さんご理解されているとは思いますが、そのことを考えると動画がこれほど有力なことも疑う余地はありません。
2.動画は投資対効果が高い
とはいっても、動画を制作するには様々なリソースが必要になってきます。たしかに動画制作は”安くて簡単”な方法ではないかもしれません。
しかし、すでに動画マーケティングを導入している83%の企業は、動画制作という投資に対するリターン(収益率)が高いと答えています。
3.動画は信頼関係を築きやすい
信頼関係はターゲットにコンバージョンを起こしてもらうために欠かせないものです。コンテンツマーケティングの基盤は”売ることではなく、信頼関係を築くこと”です。
有益なコンテンツをユーザーに届けることによって信頼関係を築く。信頼関係があれば、有益なコンテンツはユーザーに拡散される。これが現代のマーケティング手法のひとつです。
動画は”信頼関係を築き有益なコンテンツとして拡散されやすい”特質を持っています。
このドキュメントでは、57%の被験者が「動画から”個人的なつながり”を感じられ、購入の後押しになった。」と発言している とあり、動画が信頼関係を築く力強いツールであることがわかります。
4.検索エンジン(アルゴリズム)がビデオを高く評価している
動画が埋め込まれたサイトは、訪問者の滞在時間を長くします。そして、検索エンジン(アルゴリズム)は訪問者が長く滞在するウェブサイトを有益なサイトとして高く評価します。
かのGoogleがYoutubeを買収したとこからも、どれほどGoogleが動画というコンテンツに重きを置いているのか推し量ることができます。
効果的な動画を作り、Youtubeとウェブサイトを横断的に利用することによって時代に適したマーケティングを行うことができるでしょう。
5.スマホなどモバイルユーザーは動画が大好き
スマートフォンの普及で、モバイルユーザーをターゲットにした施策の重要性はだれもが感じていることです。
モバイルユーザーと動画の関係性はどうでしょうか?
まず、90%以上の消費者はモバイル端末で動画を見ています。そしてモバイル端末で消費される動画の割合は年々増えて行っています。
そのことは通信制限の緩和や充実、端末スペックの向上、そして動画プラットフォームの充実 と比例しているといえます。
また、モバイル端末で視聴する動画コンテンツがテレビやデスクトップで視聴する動画コンテンツよりも個人的なつながりを感じるとの調査結果が出ています。
6.サービスや商品の説明こそ動画を
動画コンテンツの何よりも素晴らしい点は”わかりやすい”ということです。
商品やサービスの説明をテキストだけで行うのはどれほど難しいか、皆さんは良くわかっているはずです。
まるで映画のエンドロールのようにただただ流れ続ける文字を見続けるのは苦痛でしかありません。
最近ではエンドロールにイラストやワンシーンのカットを差し込むことが増えてきていますが、そういったイメージが画面に表示されると無意識に注意を向けてしまいませんか?イメージは消費者の注意を惹く有効な手段です。
そしてこれらに対して動画コンテンツはまさしく映画そのものです。
注意深く見なくても内容が頭に入ってくる。理解がしやすい。これが動画コンテンツの強みなのです。
7.動画は見てても疲れない
上記でも触れましたが、動画は注意深く見ていなくも理解することができます。
現代の消費者は忙しく、時間に追い回されています。そんな中で 例えば商品の説明書をじっくりと呼んでいる時間はないのです。
動画コンテンツであれば、実際にその商品が機能する場面を見ることができます。
”ながら消費”もできます。なんと時代に即したマーケティングツールなのでしょう!!
8.動画はSNSでシェア(拡散)される
動画コンテンツは拡散されやすい特質を持っています。
見てわかりやすいもの、感情に響くもの、共感できるものが拡散されやすい傾向にありますが、動画はそれらの分野が得意です。
動画マーケティングを採用する後押しになるのが 各SNSが動画コンテンツに関する新機能を実装している現状ではないでしょうか。
注意しなければならないのは 拡散される動画≠企業が伝えたいこと ということです。
拡散される動画は”感情に響く動画”です。商品のすごさを単に説明した動画は拡散されません。
だからと言って、企業とは無関係な動画が拡散されても…
この絶妙なバランスをとることが非常に重要になってきます。
動画マーケティングを取り入れるために
企業が動画を使ったマーケティングを取り入れるべき8つの強力な理由を紹介しました。
時代に即した要因が動画マーケティングの効果の裏付けをしており、今の時代だからこそのマーケティングとも言えます。
さらに動画制作のコストも以前に比べると大きく下がっており、試しに一本作ってみるのも容易になっています。
いきなり広告用のクオリティも費用も高い動画を作るのではなく、社内用のイベントムービーや説明会・採用活動のための動画を制作してみるのもおすすめです。
ぜひ動画マーケティングを取り入れて、効果的な集客・販売を実感していただきたいです。